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2012-12-31

愛玩(14)

「100分なんて事はないよ」
金がまた、何か裏がある調子で言った。
「もっとほら……、もっと価値のある、体の部分があるだろ……?」
その手の言葉が次に出てくることは薄々予想していながら、金が王老人と目配せして老人がソファから立ち上がったのを見てリンは反射的に身体を引き攣らせた。

「今度は暴れるでないぞ」
ただでさえ身体を拘束されて抵抗を封じられているというのに、老人の言葉に押されてリンはそれ以上開くことも閉じることも出来ない両足をこわばらせた。だが、その付け根にある敏感な粘膜器官を再び老人に責め上げられる事を想像しただけで、その想像上の快感だけで皮膚が粟立つような錯覚を覚えるのだった。
もう口先だけで「やめて」と言うことさえ出来なかった。二度にわたって老人の指技で気が狂いそうになるまで秘部を弄り抜かれた記憶が身体に刻み込まれている。
小柄な老人がリンの前に屈み込み、スカートの前垂れを捲り上げた。ピンク色のボディスーツは内側から染み出した愛液でべとべとになり、通常とは違った質感で貼り付いて装着者の下腹部の形を見せていた。柔らかな肉の裂け目に二本の指が添えられ、ゆっくりと押し開けられると、スーツ生地をそのまま通り抜けて垂れ落ちる程の量の粘液が糸を引いて零れた。
「我慢できんようだな」
「は、はい……」
数分前までの様子とは打って変わって、もうこれ以上焦らさないで欲しいと懇願するような声でリンは答えた。
「転身したまま縛られて、身体を弄り回されて、イキそうなんじゃな、ホウオウレンジャー?」
わざとらしく、だが唐突に戦士の名で呼びかけられて、リンは真っ赤になって声に詰まった。しかし否定することはできなかった。
「それでは、仕上げといくかな」
老人がスカートの中に顔を埋めるようにして下腹部に口を近づけた。
(あ……あ……、やっぱり口で……)
淫らな期待に震えたリンは次の瞬間、秘唇に添わされた舌の感触に仰け反って声を上げた。
それからはもう何も考えることが出来なかった。老人の舌が薄いスーツ越しに粘膜をねぶり上げ、吸い付き、陰核を責め立てる、ねっとりした軟体動物のような動きに一瞬の休みもなく喘がされた。
「気持ちいい! 気持ちいいです!」そんな台詞が自分の言葉でないかのように口から飛び出すのを混濁した意識のリンは聞いていた。身体中が融け出しそうな熱に浮かされながら、何度目かの絶叫とともにリンは待ち焦がれた絶頂を迎えた。


一瞬の失神の後、リンは手首の吊り下げ拘束が外れるのを感じたかと思うと、床の上にそのまま崩れ折れた。
王老人がソファに戻り、一仕事終えたように腰掛ける音が聞こえた。全身の快い疲労感と、まだ若干の身体の疼きを覚えながら、リンは舞台の端をぼんやりと見詰めた。
(手錠が取れたということは……もしかして、もう……)
撮影会からの解放を一瞬だけ期待してしまったが、今夜抱えてしまった金銭的な負債をこの程度の行為で埋め合わせできるとはとても思えなかった。第一、先程から男達はリンを弄んでいるとは言え、まるで男達が奉仕する立場ででもあるかのようにリンだけが快感を貪っている。このままの調子で終わるわけは無かった。
身体を動かすと、手足に取り付けられた拘束具が音を立てた。天井からの接続は外れたものの、両手首の手枷は鎖で結び合わされている。脚を大きく開いたまま固定している金属棒もそのままで、自然な体勢では起き上がることができそうにない。男達からの視線が急に自分に集中したような気がして、リンは床の上で身を固くした。
「まあ、そろそろ……」
リンをよそに、ひそひそと相談する男達の声がする。分泌液でべっとりと塗れた股間を観客に晒してしまっていることに気付き、足枷によって閉じられない脚の付け根を視線から隠そうと慌てて上半身を起こした。垂れ下がった鎖の上に手を付いてしまい、床の上でがちゃがちゃと音を立てながらリンはようやく膝立ちの姿勢で男達の方へ向き直った。スーツの前が半分はだけられたままで、薄いボディスーツだけに守られた乳房がピンク色の柔らかな塊として白い胴衣の胸元からこぼれ出している。スーツのジッパーを閉じることが許されるのか分からないまま、リンは両手で胸元を隠して男達の様子を伺った。

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