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2013-02-24

愛玩(15)

ソファに座った金の周りにその他のスポンサー達が集まり、金の手元にある、先程マスクの強制解除や装着に使った操作盤を覗き込んでいた。金がリンの方を一瞥してにやりと笑うと、スイッチの一つを音を立てて操作した。
「!」
もともと薄暗かった部屋の照明が一瞬にして消え、完全な暗闇になった。

と、思ったのが勘違いだったことがやがて分かった。
「電気が……?」
「ああ、電気ね、なるほど」
くっくっと笑う数名の男の声が聞こえた。
「電気じゃないんだよねぇ、電気は、ほら」
そう言われて声のする方に目を向けても、人の輪郭さえ見えない暗闇が広がっている。
「まさか……!」
リンは手錠の付いたままのグローブでマスクのバイザーの部分を拭った。目隠しやアイマスクを付けられているのではない。しかし、操作盤がマスクの状態を変化させられる装置であることを思い出し、暗闇の原因を悟った。
「正解、正解」
バイザーの透過度が操作され、視覚を奪われたのだった。
「あ……あっ!」
鎖の音を立てながら、リンは黒く塗りつぶされたバイザーのプレートを外そうとするかのようにマスクの前面を擦った。もちろんそれで視界が改善するわけでもない。恐らくマスクを脱ぐことも出来ない。
目が見えないという事態に対して、拳法ならば相手の気配を感じ取って戦うということが要求される。しかし今のこの状況はある意味で戦いよりも困難だった。手足に拘束具を付けられている。敵ではないものの、危害を加えようとしている相手が複数、しかもその相手に傷を負わせることを禁じられているのである。
「ひあぁっ!」
不意に、背後から右腕をぐいと掴まれた。混乱した精神状態で、敵の気配を探るどころではなかった。ぞくぞくと背中が粟立ち、反射的に腕を振り払おうとしたが、もしそれで拘束具の金具が相手に当たりでもしたら、と気付き、動けなかった。
「どうだい、こういうのも興奮するだろ」
耳元で囁きかけられた。身を寄せてきた男がリンの腰に手を回し、スカートの辺りに手を掛けているのが分かる。
「こ、興奮なんて……」
抵抗してはならない、その状況は拘束状態が変わっただけでさっきまでと全く同じだ。ただでさえ何をされるか分からないというのに、視界を奪われたことで不安と恐怖をさらに煽り立てられる。動悸がますます激しくなり、スーツの胸元が開いたままであることが気になって仕方がない。
鋭敏な感覚ゆえ、前にもう一人居ることが気配で分かる。しかし攻撃するわけにも行かない。前から手を伸ばしてきた、と思った瞬間、手錠の鎖を強く引っ張られた。
「う、あっ……!」
バランスを崩して前に踏み出しかけて、それはならなかった。両足を繋いでいる金属棒を踏みしめられて、リンはつんのめるように床に両手を付いた。足が動かせないままで、四つん這いというよりも尻だけを高く上げた屈辱的なポーズを強制された。
「うまい」
後ろの男が上機嫌に声をかけた。振り返ろうとしたとき、床に付いた左手をぐっと踏みにじられた。
「っ……!」
痛みはない。しかしその足を振り払ってはならないことは分かっている。後ろの男も金属棒を踏みしめたまま、リンの突き出した尻を撫で回した。

「さてリンちゃん、今日、何回イッたか覚えてるかね?」
「な……」
もう数え切れないほどイカされた、そんな記憶しかリンにはない。答えあぐねていると男はリンのぐっしょりと塗れたスーツの股間を、尾骶骨の辺りから肛門、そして陰唇へと正中線に沿って指を這わせた。
「く……くぅ、っ……!」
汗の吹き出るような感覚に、リンは不自由な四つん這いのままわずかに背を反らせて感じ入った。嫌というほど経験した性的絶頂への誘惑に、身体がふらりと誘い込まれていくような一瞬の錯覚があった。暗闇に閉じ込められた意識に快感を注ぎ込まれて、気をしっかり保っていないと我を忘れてしまいそうになる。
「5回か、6回か、そんなところか」
「は……はっ……!」
新たな絶頂の予感に、指でなぞられた器官がひくひくと痙攣する。
「気持ちよかっただろう、もうそろそろ、おじさん達の番を頼むよ」
光沢ピンク色のスーツに密封されたままでその裂け目と襞の形をくっきりと現している、リンの秘部を後ろの男が2本の指でゆっくりと広げた。
(あ……っ、入れられ……)
覚悟を決める間も無く、指の触感とは全く異なる、太くて温かいものの押し当てられる感覚がリンの敏感な粘膜を訪れた。いつの間にズボンや下着を下ろしていたのかと考える間もなく、怒張した男性器がリンの中へ一気に押し込まれた。
「あっ! っあ、あぁーっ!!」
この数時間、指や舌だけをわずかに挿入されただけで欲求不満に喘いでいたはずのリンの膣がまず感じたのは、快感よりもまず男の性器の熱さだった。リン以上に焦らしに焦らしを重ねてきた男の生殖器は膨れ上がり、膣内の熱に負けないほど火照り切っていた。
男の唸り声と共に引き抜かれた性器が再び奥深くまで挿入される。過剰なほどの前戯を受け続けて潤んだ秘裂は、太い怒張を挿入されても痛みを感じることなく、その充実感を感じ取って軟体生物のように収縮した。
「うおおっ、締まる!」
男が言葉として発したのはそれだけで、後はほとんど獣のような声を上げて、挿入と引き抜きを繰り返した。言うまでもなく、リンもこの激しい注挿にただ喘ぎながら暗闇の中で性の快感に没頭していた。
異物の挿入によって引き伸ばされ粘膜に張り付いた極薄の特殊素材は内側からの分泌液をほとんど透過させ、粘膜そのもののヌルヌルとした感触を男性器に提供していた。もともと全身が薄手の素材でできているスーツの、股間の部分だけがとりわけ薄く柔らかく作ってあるかのようにも見えた。ゴム製の避妊具のように、性器と性器の接触、摩擦の感触が妨げられることがなく、特に着用者のリンにとっては裸で犯されているのと同じかそれ以上の快感が下半身の粘膜を貫いた。
「あっ! あぁはぁっ!!」
床の上に四つん這いになり、後ろから突かれるたびに身体が前後に揺れる。普段はスーツの中に押さえつけられている二つの乳房が開いた胸元から完全にこぼれ、ゆさゆさと波打つ。短すぎるスカートはこの体勢では捲り上げる必要さえなかった。結合部から溢れ出す液は垂れたスカートの前面を濡らし、リンの下半身全体をべとべとに汚していた。

男は、スーツの腰のベルトを掴み、リンの身体を引き寄せるようにして挿入を繰り返していたが、その手がぐっと握り締められ、呻き声と同時に膣内で男性器がビクビクと脈打つのが感じ取れた。
「あ……! あぁっ……!」
熱い精液が中で漏れ出してくるのがはっきりと分かる。スーツは外側からは液体を通さない素材である。それが男達によって無効化されていないことを祈りつつ、リンは意識を支配するペニスとザーメンの不快な感触をこらえた。

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