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2013-03-10

愛玩(16)

「ふぅ……」
粘ついた音を立てて、男の性器が引き抜かれた。二種類の分泌液の混じり合った液がドロリと零れ出し、床に滴るのが感じられる。コンドームの役目をしていたスーツは膣の中へ捻じ込まれたままにはならずに、素材の弾力を取り戻して元通り秘唇の入口に張り付いた状態になった。男のものを擦り付けられていた粘膜が震えながらわずかに開いたり閉じたりを繰り返している様子がピンクの皮膜に浮き出ている。
「いやあ、最高だよリンちゃん!」
上機嫌な男は、四つん這いの姿勢をとったままのリンの腋の下から手を伸ばし、胸元の開いた胴衣からはみ出した乳房をたぷたぷと弄んだ。
「は、はい……」
肉の棒を深く捻じ込まれていた充実感の残滓が体の奥深くに残っている。それが抜けた後には、中年男の性器に対する嫌悪感など問題にならないほど、奇妙な物足りなさが募った。男の体が離れると、無意識のうちに、床に手を付いたまま背を反らせ、誘うような腰の動きをしてしまう。
リンの視界はまだ闇に包まれたままである。目隠しをされているせいか、マスクの中で自分の荒い呼吸音がいつもより大きく響き、後ろにいる中年男達が何を話しているかがはっきりと聞こえない。恐らくは第二、第三の男が挿入の順番を交渉しているであろうことを想像すると余計に身体が昂ってしまう。

ようやく順番の決まった2番目の男がリンの背後に立ち、尻から太腿、それから体液に塗れた部分をゆっくりと撫でた。
「こうして見ると、ますますイヤらしい服に見えるねぇ、このスーツは」
「う……っ!」
粘膜の襞に貼り付いたスーツ生地を指で抓み上げると、スーツを構成する特殊素材が特に薄く作られている股間の皮膜が引っ張られて伸び、指を離すとパチンと微かな音を立てて元に戻った。マイクロメートル単位の極薄の素材だが透けもせず、塗れている以外は鮮やかなピンク色のままでリンの下半身を覆っている。
「この全身コンドームみたいなスーツで敵の前に出て、今まで戦ってきたんだからすごいねぇ」
「そっ…… そんな……! っはぁっ!」
男の言葉に反論するより前に、太い指を根元までこじ入れられてリンは喘いだ。ごつごつした指が、コンドーム越しに膣壁を刺激する感覚が堪らない。どんなに恥ずかしくても、内臓が発する生理的な欲求の方が勝ってしまい、指の動きに応えるように腰を動かしてしまう。
その指はすぐに引き抜かれ、男が自分のズボンの前を緩める音が聞こえた。
「今日はこのスーツのおかげで、全員綺麗なままの××××に入れられるし……」
極薄の皮膜をリンの内側へ押し込みながら、男のものが入ってきた。

「あふぅうぅっ! は……ぁっ!」
指の刺激とは全く違う、張り詰めた肉の塊を咥え込まされる特有の内臓感覚。刺激して欲しい所を全て満たされる充足感。男が腰を引くとそれが一瞬遠のいて、また突き込まれる。性行為以外では味わうことの出来ない快楽が暗闇の中のリンを貫いた。
「あぁっ! ああぁっ!」
「この……感触……、どうだいこれ、スーツのまま犯されてる感想は」
ダイレンジャーに転身した姿で犯されているという、それ自体の屈辱感はもはや薄れてきてしまっていた。それよりも、全身密着スーツを利用した性行為という異常な状況が頭から離れなかった。
性器の結合部分からじゅぶじゅぶと下品な音が響いている。体と体の間は一枚の膜に隔てられているだけで、感触はほとんど直接挿入されているのと変わらない。だがスーツの耐久力のおげで精子の侵入だけは辛うじて防がれている。奇妙な安心感の中で、リンはこの快感に没頭しようとし始めていた。
男がわずかに体勢を変え、リンの腰のベルトを掴んでより深くへと挿入を始めた。突き出された尻に下腹部を叩きつけるようにして強く挿入を繰り返す。膣内の特に神経が集中した部位を膨れた亀頭でゴリゴリと擦り上げられ、意識が一瞬途切れるほどの電撃が背筋を駆け上った。
「そ…… そこ……ぉっ!」
数分前までのリンなら考えられないような台詞が思わず口をついて出ようとした。
男の動きは止まらない。乱暴なピストン運動で四つん這いの身体全体をゆっさゆっさと前後に揺すられ、リンは下腹部から全身へ広がる切ない感覚を堪えきれず床に顔を打ち付けるようにして性交の快楽に悶えた。
「あ……っ! あ、あぁ~~っ!」
男が射精するほぼ寸前のタイミングでリンは絶頂を迎え、手足を痙攣させた後、魂が抜けるような感覚と共に床にへたり込んだ。

「は、はぁ……っ、はぁ……っ!」
この夜が始まってから初めての、本物の性行為によって迎えた絶頂だった。深く激しい身体の消耗感を、リンは床にうつ伏せになったままゆっくりと反芻した。
体中から汗が吹き出し続けている。単に敏感な場所を弄られるといった快感とは全く違う、全身を貫くような快い感覚だった。とても抗うことができなかった。
尻を突き出した服従の姿勢で手足を拘束され、真っ暗なマスクに閉じ込められて、奴隷のような性行為の快楽を教え込まれた。風の戦士、ホウオウレンジャーとして闘ってきたはずの少女が、数時間の陵辱を経て、もう抵抗の意思すら見せることができなくなりつつあった。

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