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2013-07-13

愛玩(18)

数週間後……

都市部を離れた荒野で、巨大化したゴーマ怪人に対しダイレンジャーが乗り込んだ5体の気伝獣が立ち向かっていた。
『行くわよ!』
『おう!』
5人の声と共に、それぞれの気伝獣から5色の気力が光球となって飛び出し、ホウオウレンジャーの操る星鳳凰の元に集まった。
巨大な光球が渦を巻き始めたかと思うと、星鳳凰の力によって一気に加速し、轟音と共に一瞬で怪人の胴体を貫いた。
「グ……グオォオッ……!」
怪人の体がふらつき、倒れるよりも先に大爆発が起こり、爆風と粉塵が消えた後には煙しか残らなかった。

『すっげぇ! 怪人が跡形もないぜ!』
新兵器の威力に喜ぶ仲間達の声を通信越しに聞きながら、ホウオウレンジャーの姿のリンは星鳳凰の操縦室に一人立ったまま、戦いに勝利した後とは思えない切迫した様子で操縦を続けていた。
「っく…… ふぅうっ……! っはぁ……!」
身を捩り、足をがくがくと震わせているにも関わらず、操縦装置である宝珠に両手の平をしっかりと付け、切れ目なく気力を送り込み続けている。
「うぁ…… あぁあっ……!」
その様子は何かに急き立てられるようでもあり、また宝珠に気力を奪われているようにも見えた。
『大丈夫かリン、この技はお前の気力の消費が一番多いんだろ?』
「え、ええ大丈夫よ、何でもない! ゴーマも倒したし…… 今日は早く解散、しましょう……!」
仲間の言葉に辛うじて返答すると、リンは自分の声が機外に届かないよう通信を切った。
「く…… うぅっ……!」
リンを乗せた星鳳凰はまだ空中にいる。あのような大技の後で、気力を送るのを止めればコントロールを失って墜落か暴走してしまうかも知れない。消耗した身体に鞭打って気力を絞り出さなければいけなかった。まるで手の平が吸い付いたように宝珠から手を離すことができない。しかし苦しみの原因はそれだけではなかった。
機伝獣に搭載された新兵器は、言うまでもなく虞翻が戦隊のスポンサーからの資金提供を受けて開発に漕ぎ着けたものである。その際、本来必要な改造とは別に、スポンサーの男達の性的な欲望を満足させるための余分な仕掛けがホウオウレンジャーの装備に加えられていた。
「っふ……っ! と、止まって……! 止めて……」
スーツの内側に埋め込むようにして、数個の振動装置が仕込まれている。両乳首には小さな樹脂製キャップが嵌まり、股間には人間の指ほどの太さのバイブレーターが挿入されていた。気力を動力として動くこれらの性具が、操縦の間中ずっとリンを苛み続けていた。
気力を吸われ続けるだけでも拷問のような苦痛だというのに、自分の気力がローターに流れ、乳首を、性器を弄り回してくる。怪人を巨大な気力の弾丸で撃ち抜いた瞬間などは、まるで自分の身体が貫かれたかのように操縦室で絶頂を迎えるという有様だった。
星鳳凰が無事に他の気伝獣と並んだ場所に着陸した時、コックピットの床には小さな液溜まりが出来ていた。

「は…… はぁ…… お待たせ……」
短いスカートの中でヌルヌルになった隠部を拭くことができないまま、リンは星鳳凰から降りて4人の仲間達に手を降った。マスクの中で発情した雌犬のように口を開け、喘いでいた。太腿のあたりまで垂れた愛液が甘酸っぱい性臭を漂わせているに違いなかったが、幸い転身したままの仲間達には気付かれなかった。
「今のはすごかったぜ、リン!」
「これがあればどんな敵が来ても……」
肩を叩き、興奮気味に話し掛ける仲間の言葉などほとんど耳に入ってこない。自分と同じく身体の輪郭を強調するスーツに身を包んだ男達の厚い胸板や筋肉質の太い腕に囲まれて、それに抱かれたい、今この場で身体の疼きをどうにかして欲しいという気持ちだけが強くなっていく。
「ちょ、ちょっと慣れない技で気力を使いすぎちゃったみたい…… これから別の約束もあるから……!」
ふらふらと仲間の腕の中へ倒れこんでしまいそうになる前に、リンは仲間の手を振りほどくようにして駆け出した。

・・・・・・

「只今…… 戻りました……」
分厚い防音扉を押し開けて、光沢ピンクの戦士は薄暗い部屋によろよろと身体を差し入れた。
あの地下宴会場で、ずらりと並んだ十数名の男達にリンは迎えられた。戦いの後の薄汚れたスーツを見て男達は手を叩き、口笛を鳴らした。
「新必殺技の成功、おめでとう!」
「あ、ありがとうございます……」
集まっているスポンサー達の中に前回会った人間はいなかった。一瞬、あの夜ここで起こったような性的な催しは今日は行われないのではないか、と考えてしまうほど、一見して和やかな雰囲気だった。
人垣に囲まれたリンの視界の端に、あの操作盤を両手に持った金の姿が見えた。金がにやりと笑ったかと思うと、スーツの3ヶ所に仕掛けられたローターが一斉に作動し始めた。
「……っ……ぁ!」
(こ……ここで……!?)
リンは男達の中央でびくんと身体を引きつらせ、自分の胸とスカートを押さえ付けて突然の快感に耐えようとした。だが膝をかくかくと震わせて内股になり、喘ぎ声が口をついて出るのを止められない。
「く……うぅんっ……! ぁ……っ!」
「どうした? まだダメージが回復し切っていないようだが?」
わざとらしい男の台詞に、周りがどっと笑った。強さを増してゆく股間のバイブレーターの威力はもはや立っていられないほどの性刺激を送り込んできた。
(だ、駄目、もう……)
発情した性腺から溢れ出る愛液を小便のように垂れ流しながら、リンはぺたんとその場に座り込んで男達に許しを乞うた。
「そうなんです、私、まだ未熟で……。だからお願いします、今日もまた皆さんの、ご、ご指導をどうか……」
そして、薄いスーツが張り付き、ぱっくりと開いた秘裂が透けて見えるようになった尻を、四つん這いでスポンサー達の方へ向けて突き出した。


(完)
2013-07-19

完結と次回作

「愛玩」ようやく完結しました。短めに終わらせるつもりだったのに、まさか一年かかるとは思いませんでした。
自分の好みに合わせたシーンを途中に少し挟もうとしたら長くなってしまった結果です。

次は、いくつか頂いているリクエストの内、「鉄檻」の後半部にあたるストーリーを書こうと思っています。
また長くなり過ぎないように、プロットを最後まで決めてから書きます。

なお、「愛玩」の最終話はそのうち大幅加筆することを考えています。
2013-07-24

読者様アンケート

このサイトにもわずかながら常連で見て下さる方が現れ始めたので、そろそろこういう記事を書いてもいいような気がします。

当サイトはヒロピンSSサイトということになっていると思いますが、自分の嗜好としてはヒロピンフェチよりスーツフェチの方が強いと思っています。それはSSにもそのまんま現れていますが、戦隊スーツの素材や機能について読者の方がどういう風にイメージをされているか、常に気にしながら書いてきました。
公式設定はともかくとして、自分の中では戦隊スーツの設定を以下のようにイメージしているのですが、読者の皆様とイメージの違いがあれば指摘して頂き、次回からの制作の参考にしようと思います。

●構造
戦隊によっては公式にスーツが多層構造になっているといった説明がされていることもありますが、基本的にそうした設定がない場合は外から見えているスーツが全てだと思っています。つまりインナースーツや下着は無しで、あのスーツを素肌の上に直接着るという形です。最近の戦隊では全身タイツの上にさらに着ているデザインが増えてきましたので、ますますインナースーツ無し説が正しい気がしてきました。
変身前の下着が残るというSSや、極端な例では変身前の服の上にそのままスーツを着ると解釈しているサイトも見たことがありますが、それでは興奮しないなと。

●素材
実物のスーツはああ見えて結構分厚い素材と聞いたことがありますが、当サイトのような使用法には極薄が望ましいですね。ブーツやグローブ、付属パーツは別にして。
通気性や撥水性について、これまで見てきたSSでは、普通に汗や水が染み込むような素材と解釈している作品、逆に水も気体も通さないとしている作品、その他がありました。これについてはやはり、外側からの物質の侵入はシャットアウトし、しかし内側からは液体や湿気を外に発散して内部を快適に保つような素材であるべきと思っています。外側からの体液の扱いについては微妙なところですが、そこは一作ごとに敵などの設定を都合よく変えればいいかと思いますので。

●機能
ヒーロー、ヒロインが大ダメージを受けた時にスーツが破壊されて内部の回路が露出した状態になるというシーンがスーツ破壊フェチの対象になったりしますが、少なくともファンタジー系の戦隊では、メカが仕込まれているのではなく超自然的な力によって身体能力を強化しているという設定でいきたいと思います。
また、ダメージを受けた時に強制的に変身解除されるというシーンにもがっかりしてしまう方で、ピンチの時ほど脱がさず、破かずにこだわっています。
身体能力の強化や、防弾耐熱といったところに関しては特にこだわりはありません。

といった感じですが、今後書いていくにあたって設定に手を加えた方がいいところはありますでしょうか。
2013-07-28

鉄檻(8)

前半部(1)(7)からの続きです。

「……?」
狭く薄暗い空間に座り込んだ姿勢で、ホウオウレンジャーのスーツに身を包んだリンは目を覚ました。
工場かトンネルの中に居るような重低音が耳に大きく響き、尻や背中にごつごつと触れている壁が前後左右に揺さぶられている。

その音と振動の正体が電車の走行音だと思い当たった瞬間、半分夢の中にいた意識に記憶が蘇ってきた。
ゴーマ怪人、電話先生を追いかけて満員の地下鉄車両に乗り込んだ。乗客の中に紛れていた、電話先生の用意した痴漢の集団に身体を弄ばれ続け、ほとんど反撃もできないまま絶頂、失神させられてしまったのだった。一対一の勝負という約束を無視した罠、怒りよりも屈辱と恥ずかしさで身体が震えそうだった。
駅のホームで電話先生を捕まえる寸前に異物を性器に抉り込まれ、激しい快感と共に気絶したところで記憶が途切れている。いま電車の中に居るとしたら、自分の意思で乗ったのではないはずだ。
「っ!」
電車が大きく揺れ、ホウオウレンジャーは身体の傍に手を着こうとした。固い壁ではなく空中に厚い布を張ったような手応えを感じ、そこでようやく、いま自分が車両の連結部に座り込んでいることに気付いた。背にしていたのは車両へのドア、つまり正面にあるのも反対側の車両へのドアだった。見上げるような位置に分厚い窓ガラスがあり、乗客の背中が押し付けられている。
あわてて自分の背中側にあるドアの様子を確かめるが、こちらも乗客の背中が見えるだけで、向こう側から覗き込んだり人が入ってきたりすることはなさそうだった。念のために今の体勢より身を低くし、ホウオウレンジャーは一体どのような経緯でここに連れてこられたのかをもう一度考え始めた。

そこへ、あの電話のベルの音がマスクの中に響き渡った。
「ハロー! もしもしリンちゃん、調子はどう?」
電話先生からの通信だった。
「調子はどう、ですって……!?」
怒りと、若干の怯えのために返す言葉が見つからないリンを無視して、電話先生が続けた。
「どうかしらその衣装、罰ゲームは女子高生のコスプレってことで」
「コスプレ?」
言われてホウオウレンジャーは窮屈な姿勢のまま自分のスーツに目をやった。ドアガラスが大部分遮られて薄暗かっため全く気づかなかったが、スーツの一部が改造、変形を施されていた。
変えられていたのは白い胴衣の部分だった。拳法着風に首元まで閉じ合わさっていた白い生地が、胸の上あたりまで開いたようになっていた。金色の縁取りをつけて大きく折り返された生地が襟のように広がり、胸元には大きなリボンが飾られてセーラー服のようなデザインに変化していた。
「な、何よこれ……!」
スカートも、短く前後に垂れただけのものではなく、生地はそのままにセーラー服に合わせたプリーツスカートへと変わっていた。
服装が変化したことそれ自体よりも、気絶した無防備な状態で裸にされ、スーツを改造されてしまったという事実にホウオウレンジャーはどうしようもない不安に襲われた。さっきまで何度も何度も痴漢に指で犯されながら、痴漢にとってはダイレンスーツが素肌に張り付いた薄っぺらい布に過ぎないということを嫌というほど教えられてきたのだ。
そして、自分の装備に生じたもう一つの変化に気付いてホウオウレンジャーは愕然とした。
(武器が……ない!)
スカートの腰回りには、そこにあるべきベルトと、武器を下げたホルスターが消え失せていた。ピンク色のボディスーツの上には、ただセーラー服のブラウスとスカートしか纏っていなかった。
「ベ、ベルトと……私の武器をどこにやったのよ!」
ホウオウレンジャーの声に電話先生は答えた。
「通学中に武器を持ち歩いてる女子高生はいないでしょ? 当然、没収よ」
電車の中で使うわけにいかないとは言え、武器を奪われ、それが敵の手に渡ってしまった。単に勝負に負けたというだけではない失態にホウオウレンジャーは唇を噛んだ。
「あっ、でもその代わりに、守備力は少しアップってところね。制服の下、気付かない?」
言われてホウオウレンジャーはセーラー服のブラウスの胸元から内側のスーツを覗き込んだ。ピンク色のボディスーツだけがあるはずのそこには、白い薄手の生地が乳房周辺を覆うように張り付き、ちょうどスーツとセーラー服の間にブラジャーを着けたようになっていた。もしやと思いスカートの中に手をやると、そこにも薄くぴっちりとした、面積の小さいショーツを穿かされていた。スーツの生地を転用したのか、薄くすべすべとした感触の伸縮素材だった。
「なかなか似合ってたわよ。スカートも白で…… 清純派っぽくていいんじゃないかしら」
途中の駅で、ノーパンノーブラの全身タイツ云々と電話越しに指摘されたことを思い出した。この下着が電話先生の親切心や単なる遊び心によるものなのか、何かの罠なのかは測りかねたが、どちらにせよ、その場で脱ぎ捨てる気にはどうしてもなれなかった。

「ま、罰ゲーム終了まで、没収した私物は返せないわね」
「終了って…… 何をすれば終了なのよ」
車内放送が、次の到着駅が近づいていることを知らせていた。電話先生と会話しつつ放送に聞き耳を立てるが、全く聞いたことのない駅名で、電車が現在どのあたりを走っているかをイメージすることはできなかった。
「かくれんぼの攻守交代よ。今度はワタシが鬼になって、リンちゃんが隠れるの。それが終わるまでコスプレもそのままよ」
意外と言えば意外な提案だった。また何か企んでいるに違いないとは言え、逆転の可能性がわずかにでも残されている。
「分かったわ。それでコスプレはいいけど、一つ答えて頂戴。これは1対1の勝負のはずよね。さっきみたいに痴漢を用意したりするような……」

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