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2014-10-13

羽毛(14)

ぐったりとしたピンク色の身体から白煙を上げ、太腿からは粘ついた液体を垂らしながら、ホウオウレンジャーは空中でほとんど失神しかけていた。髪の毛の締め付けが少しだけ緩み、性的絶頂の後の時間をぼんやりと過ごしている。
ようやく意識を取り戻したのは、その真下の地面へ放り出すようにして叩きつけられた時だった。
「んぁあ……!」
「おっほほほ、さっきまでとは全然、鳴き声が違うわねェ……」
イヤリング官女に言われて、ホウオウレンジャーはいま空中で受けた責めの様子を思い返す。
「ぅ……」
同じ電撃でも、ネックレスを付けられる前の電撃責めとは全く違っていた。痛みだけならまだしも、あの快感を何度も流し込まれたら、精神が保てなくなる。絶対に狂ってしまう。
(み、みんな……早く来て……! 私一人じゃもう……!)

「そぉれ、もう一度」
イヤリング官女は嬉しげな表情で、髪に巻かれたままのホウオウレンジャーを上空へ振り上げ、空中でもがくその様子を観察する。
(た……助け……)
先程よりは低い位置から、しかし十分に勢いを付けて、髪の毛で掴まれた身体が地面へと振り下ろされた。
「がはあぁあっ!!」
ほとんど顔面から叩きつけるように、体の前面を地面へ激突させられた。ネックレスの作用による壮絶な快感が全身に走り抜ける。全身打撲の大ダメージを受けたはずの肉体が、乾いた土のうえで悩ましげにくねり、反り返って、悦びの鳴き声を洩らしてしまう。
(駄目……! だめぇっ……!)
その身体を大きく裏返すように、高い放物線を描いて、離れた位置に聳えていた大岩へホウオウレンジャーは背中から叩き付けられた。
「あぎゃああぁあッ! あぁ〜っ!!」
身体がばらばらになりそうな快感の爆発を味わいながら、ぐしょぐしょの股間からは愛液をしぶかせ、砂礫の散らばった地面を転げ回った。ピンクの光沢に包まれた身体が、壊れた玩具のようにねじくれて快楽絶頂に引き攣れ、震える。もう何も考えられない。悶えることしかできない。人間がとても耐えることのできるはずのない快感、地獄そのものの快感をホウオウレンジャーは体験させられていた。

・ ・ ・

ホウオウレンジャーの胸にはまだ髪束が巻き付いている。もうそれを外そうという意思も力も失って、指先を髪に軽く食い込ませただけで仰向けになり、マスクの中からは微かな呻き声だけが響いている。
「殺してはおらんよなァ……」
「ほほほ、まさかこのくらいで死ぬような娘ではありませんわ。それに……」
そう言ってイヤリング官女は再びホウオウレンジャーを空中に吊り上げ、胴体に巻き付く髪の量を増やしていく。失神したままのホウオウレンジャーはそれに気付くことなく、両腕をだらんと横に垂らした姿勢で、ピンク色のスーツが黒髪で覆われていく。マスクも含めて、ほとんど全身が黒い繭の中に包まれた。
ギュウウゥッと音を立ててその髪が締め上げられると、それでようやく意識を取り戻したホウオウレンジャーの叫び声が繭の中で響いた。
「いやっ! あぁっ、ふうぅうっ!」
恐怖と、それを上回る全身の快感に、縛られたまま必死で悶える姿を柔らかな黒髪が包み込んでいる。その表面で断続的に細かな火花が散るたび、繭の中の叫び声が快感に裏返り、痙攣した身体がゆさゆさと揺れる。
「決して死なさず、生きたまま地獄を見せるのが黒髪地獄ですもの……」

次へ
2014-10-13

羽毛(15)

戦いと、長い拷問が始まってから数時間は経っただろうか。
荒野にようやく戻ってきた指輪官女は、一人の少年の両腕を大きな指輪で縛り、肩を抱いて歩かせていた。
「やめろ、離せよぉ! どこに連れていくんだよ!」
捕らえられているのはコウだった。そしてその傍らを歩いているのは、ついにこの作戦の最終段階を実行しようとする阿古丸だった。

「見ろ、コウ! あれだ」
阿古丸の指差すその先にあったのは、イヤリング官女の伸ばした髪の先に浮かんでいる黒い繭だった。手前に立ったネックレス官女が、ご覧下さいというように手を延べて繭の方を指し示す。
繭を構成する黒髪の隙間からは、ピンク色をした何かがわずかに覗き、中で人がもがいているような動きをしていたが、コウにはそれが誰なのか想像も付かなかった。
「…ぁ…… ぉ………」
だが、繭の中から微かに聞こえる声と、見覚えのある光沢ピンクの色彩が意味するものに気付き、コウは驚愕の叫び声を上げた。
「リン姉ちゃん!?」
黒髪の中で拘束されているのがホウオウレンジャーに転身したリンであることに思い至り、コウは弾かれたように駆け出そうとした。しかし指輪官女にがっしりと腕を掴まれ、それはならなかった。
「…あ……あぁ〜っ! ……っぁ……!」
「リン姉ちゃんに何をしたんだ! ちくしょう、離せよ! リン姉ちゃん!!」
大きな指輪に締め付けられてもがくコウの様子を冷たく笑って、阿古丸はもう一度黒髪の繭を指差した。
「無駄だ、よく見ろ」
ホウオウレンジャーのマスクまでを覆い隠していた繭が部分的にはらりと解け、中でもがき苦しんでいるホウオウレンジャーの姿が露わになった。
「あ……あ……! や、やめないでぇ……!」
両手を後ろで縛られ、もぞもぞと上体を波打たせながら、ホウオウレンジャーはコウや阿古丸にも気付く様子なく、繭の内側に身体を擦り付けていた。
「はひぃっ! かみ、髪の毛ぇ……! もっとぉ……!」
マスクを着けた姿を外から見てもはっきりと分かるほど、ホウオウレンジャーが完全に正気を失っていることは明らかだった。
「お願いぃ! 髪の毛もっと……締めつけてぇぇ!!」

「あれが今のリンだ」
ホウオウレンジャーの首からは、三人官女に嵌められたネックレスはいつの間にか外されていた。だが、神経が焼き切れるほどの快楽をネックレスによって与えられ続けたその肉体は、イヤリング官女の髪責めそのものの快感だけで絶頂に達することができるまでに開発されてしまっていた。
そんな身体で黒髪地獄に囚われ、肉悦の時間を過ごした結果が今のホウオウレンジャーなのだった。
「しょせんは人間だ。ゴーマの責めを受ければ、すぐにああなる」
「そんな…… そんなぁ……!」

「はぁ……っ! すごい、すごいぃぃいぃ! いぃっ! そこ、そこぉっ……!」
解けていた黒い繭が再びゆっくりとピンク色の身体を包んでいき、マスクを残した身体全体を覆った。今までは聞こえなかった、ぐちゅっ、ぐちゅっという規則的な粘音が繭の中から響き、ホウオウレンジャーは首から上を降りたくって人外の快感に悶える。
理解の範囲を超えた物事を次々に見せつけられ、コウは無言で、ただリンの姿から目を離すことができなくなっていた。
「そう…… コウ殿もゴーマに加われば、最高の快楽が思いのままに……」
耳元で囁きかける指輪官女の声を聞きながら、コウの息遣いは獣のように荒くなっていった。

(完)
2014-10-13

今後のサイト運営方針について

「羽毛」ようやく完結しました。お待たせいたしました。
春に書き始めたときはいいテンポですぐにラストまで書けそうだと思っていたのですが、例によって長期中断を挟んでしまいました。

今更なことを言いますが、やっぱりエロシーンは書くのが難しいですね。できるだけシチュエーションや言い回しが過去作とかぶらないように気をつけているのと、ヒロインの視点から描写する文体のためにテンションを保つのが「気力」を要するせいです。
あと、勤め先が「残業代は出るのでブラックではないと信じたい……」という程度のしんどさで、繁忙期になるとなかなかエロシーン用の気力が出ないというのもあります。

以上は弱音ですが、そうして執筆が中断して自サイトを見る回数が減ってしまうと、余計にモチベーションが下がってしまうので、これまで「番組の途中ですが」などとしてSS本編の途中で雑談していたのを今後は増やそうかと思っています。
pixiv内にサイトを引っ越すことも考えたのですが、今の環境の方が過去作書き直しなどが手軽にできるので、pixivには、pixivデビュー用のSS(ちょっと事情や約束があって)を作ってから、サイトの別館として使っていくことを計画しています。


さて次回作はみんな大好きハリケンブルーのSSです。原作8話の怪人・ガマジャクシを相手に、夏のプールが舞台の話を考えていたので夏のうちに書きたかったですが、むしろ来年の夏までかからないように頑張ります。
その後の執筆予定に関する相談は、「リクエストについて」を新しくした記事を後日作ろうと思います。
2014-10-14

リクエストと執筆の予定

4月の「リクエストについて」から少し進展があったので、改めてリクエスト受付用の記事を作りました。

これまで頂いたリクエストで応えていないのは、
1 メディア魔術師の裏切りによってリンがゴーマに捕まり、纏足を受けて奴隷に堕とされる
2 口紅歌姫の復讐ストーリーをもう一つ
3 メカ系戦隊ならではのピンチ
4 戦隊ヒロインを彼女として可愛がるSS
といったところでしょうか。

1は過去に倒した怪人に復讐される展開が自然な気がするので、口紅歌姫も多めに登場させようと思っています。
3はこのサイトではなく別の某サイトに投稿したいものが一本ありますが、いつになるでしょうか(他のと並行して書けば、意外と早めにできるかも)
4はもちろん書きたい内容がいろいろとありますが、彼氏役の設定をどうするか、小説としてちゃんと読めるものにする書き方、など、色々と難しいですね。
いま準備中のハリケンブルーのSSの次から、上記のリクエストに順次応えていきたいと思っています。


しかしホウオウレンジャーは本当に設定・デザイン・原作でのピンチのどれをとっても大好きなヒロインで、当サイトでは色々な目に遭わせてしまっていますが、まさかリクエストで「纏足」が来るとは。うまく特撮のピンチエピソードらしくアレンジしたいところです。
少し前に古本屋で「酷刑―血と戦慄の中国刑罰史」という本を見つけたので、この話のネタ出しに使えるのではと思って買ってみましたが、うちのSSに応用するのはちょっと難しい内容でしたね。

当サイトでNGとしているのは、変身解除状態やマスクオフ状態がメインになるようなプレイ(ごく一時的にならOK)、がまずありますが、苦痛系のうち、ひたすら痛いだけでエロス要素がないものもNGという方針です。あとはスカトロ(小まではOK)、人体改造といったところでしょうか。
これらを除いてまだやっていないことというと、メジャーな属性としてはレズ、洗脳など。感覚共有、公開調教あたりも挑戦してみたいと思っています。
特撮っぽいシチュエーションだと石化、巨大化などがありますがリクエストされるとさすがに苦労しそうです。
2014-10-18

交流

いま、ハリブルSSを書き始めながら、他サイト投稿用の作も具体的にストーリーを考えているところです。期待させておいて発表まで何ヶ月もかかると申し訳ないので、半分以上できてから告知しようと思います。

それから、pixivより先にTwitterを始めようかと思っています。Twitterはあまりフェチの話をするのには向いていない場所かと思っていたのですが、結構濃い話題をしている人もいて、企業のアカウントも情報収集に役立ちそうなので、おそらく近日中に登録します。

19日追記。ブログの「リンク」を修正しました。ずっとURLを間違えっぱなしだった2サイトを修正し、地獄のッさんの「暗黒に染まる境界」を追加しました。
2014-10-22

アイドル初体験

話題にするのが数日遅いと言われそうですが、ダイレンジャーの第33話「アイドル初体験」について。

現在ニコニコ動画で毎週1話ずつ配信中のダイレンジャー、この前の週末が「アイドル初体験」の回でした。
あらすじはこちら↓
http://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/17829.html
戦隊でお約束の「アイドル回」「七変化回」です。変身前にはあまり興味がないからと思って見返してこなかったのですが、当サイトで「匿名人間」さんから頂いたSSリクエストのベースになる回ですから、この機会にじっくり見てみました。
ピンチやお色気を全く抜きにして、すごくいい話ですね……。視聴者コメントもラスト付近では皆しんみりしていました。シナリオや演出よりもまず、メディア魔術師役の海津亮介さんの名演技によるところが多いと思います。

戦隊ヒロインファンの間ではリンのコスプレやマスクオフ、オーラチェンジャー無しでの転身などが話題になるこの話ですが、私的には(つまりヒロピンファンとして)、挿入歌「風の戦士」が意外なツボでしたね。劇中では聞き流してしまっていた歌詞、よく見ると戦隊ヒロインというよりも「戦うヒロインものアニメの主人公」という感じで、少し悲壮感を含んだかっこよさがあります。メロディ展開もそれっぽい。
http://j-lyric.net/artist/a0049b8/l02f078.html
特に、サビの "Try hard my destiny 傷ついても 激しい火花に 華麗に飛び込んでみせる" というあたり、「ピンチシーンのフラグか?」としょうもないことを考えてしまいました。本編で本当に傷ついたり爆破されまくっていたヒロインが言うと違いますね。

SSの方はリクエスト通り、砂浜のシーンから始めるつもりです。その後はゴーマ宮に連行されて裁判と纏足、再生怪人達による調教がラストまで続くという感じです。33話で重視されていたリンの恋心といった要素は、普通の18禁SSなら力を入れて書くべきところですが、私の能力的に十分表現できそうにないので、精神的に追い込まれていく様子などはあまり期待しないでください。むしろ怪人のオリジナル設定や小道具に凝ってしまいそうです。

なお、その前にハリブルSSの方も今週中には第1話を掲載しますのでご安心ください。
2014-10-25

渇水(1)

巻之八「疾風と迅雷」より

季節が夏に近づき、全国的に高温と晴天が続いたある日のこと。

「今日もまたすっごく暑いな」
「七海なんて、もうプールに行くって言い出してたぜ」
「へぇ」
ハリケンジャーの基地、忍術研究室には、おぼろ達が出かけるため鷹介と吼太が留守番として呼ばれていた。
留守番といっても特にやることはない。とりあえずTVを点けると、慌てた様子のアナウンサーが臨時ニュースを読み上げていた。
「大変です! 町から水が消えています!」
「水が消える? 何だそりゃ」
驚く二人がTVを覗き込むと、画面には干上がった池の様子が映し出されていた。
「ダムや貯水池、プールまで、あっという間に水がなくなるという事態が各地で起こっています! 警察や消防では……」
「これはまさか…… ジャカンジャの仕業か!?」
「プールか……七海も何かに巻き込まれてなきゃいいけど……」

・・・・・・

七海はちょうどその異変に居合わせていた。異変の原因であるジャカンジャの中忍が池や川の水を吸い尽くし、ついに町の中心部にまで現れたのだった。

「も〜、混んでるなぁ〜」
市民プールとしては一ヶ所だけ営業を開始していたこの施設の入口で、七海は入場の順番待ちをしていた。クーラーのきいていない玄関口で待たされ、諦めて帰ろうかとしているとき、プールや更衣室の方から水着のままの客が大勢、悲鳴を上げながら押し寄せてきた。
「たっ、助けてー!」
「バケモノだぁ!」
人の波のなかには係員らしき人物もいて、早く逃げてくださいと客を外へ誘導している。
「えっ、ええっ、なに?」
化け物という言い方に嫌な予感がして、七海は一度建物の玄関を出ると、敷地の外側から係員に気付かれずにプールサイドへ行ける場所を探した。

次へ
2014-10-29

番組の途中ですが/メカニックギア5th

「渇水」の連載が始まったばかりですが、いきなりCMです。

11月2日に大阪で行われる同人イベント「Mechanic Gear 5th」の宣伝です。
http://www.yonkoma.com/mg/
私は出展するわけではなく一般参加ですが、以前にお世話になったベルダンさんがサークル参加されるほか、戦隊ヒロイン・特撮ヒロイン本をはじめスーツ・SF系コスチュームをテーマにした本がたくさん集まる予定です。
関西で同じご趣味の方はぜひ。


追記
無事、参加してきました。普段pixivでしか見ない方々とお会いできて、挨拶などしてきました。

なお、昨日やっとTwitterを始めました。
https://twitter.com/torikagoxxx
どうぞ気軽にフォローしてください。
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