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2015-05-09

飼鳥(18)

混濁した意識が遠のきかけた頃、まさにそれを察知したかのように、背後で機械の動き出す音がした。
音そのものにホウオウレンジャーが気付くことはなかった。だが、開き切ったままになっている性器の入り口にそっと何かを押し当てられて、その突然の刺激にホウオウレンジャーは過敏に反応して唸り声と共に全身をびくつかせた。
(だ……誰? 誰なの!?)
渇望していたはずの侵入者の気配に、最初に感じたのは驚きと不安感だった。首を後ろに捻じり、薄暗い背後の空間にいる者の正体を確かめようとする。そして重機がこすれるような機械音を耳にして、それが先程口から栄養剤や媚薬を投与したのと同じ機構によるものであることがすぐに理解された。

そして身体はそんな思考の流れとは無関係に、機械の開始した物理運動に鋭敏に反応していた。
柔らかい肉の入り口に丸い先端部を持つ物体がわずかに押し付けられている。挿入の予感に、内臓全体が悦びの表現のように収縮して粘液の分泌を活発化させた。突起物の先端の形状だけで、それが男根の形をした何かであることは間違いないように思えた。
物体がさらに力を入れて入り口に押し付けられた。元から唇をだらしなく開いていた性器はあっさりと左右に割り開かれて、押し込まれるに任せて挿入物を数センチの深さまでゆっくりと飲み込んだ。
「んんんぅっ! んん~~っ!」
ホウオウレンジャーは口枷に塞がれた喉の奥から喜悦の絶叫を漏らした。太さも、硬さも、そして細部の形状も、まるで自分の身体の内側に合わせて誂えたような男性器の模造品が、適度な圧力で肉の閉じ合わせを押し開けながら入ってくる。薄く、分泌物に塗れたスーツはまったく挿入の障害とならず、生の膣粘膜とまるで同じような質感と摩擦で内部への侵入を許していた。
焦らしに焦らしを重ねた後のこの挿入に、ホウオウレンジャーはもうそれだけで絶頂に達してしまいそうなほどの生理的快感を味わって上半身をびくびくと痙攣させていた。
(なに……っ!? これ……すごい……!)
後ろを振り返って機械の正体を確かめようとしていたことも忘れて、マスクを床に擦り付けて粘膜の摩擦刺激に感じ入る。機械を相手に疑似性交をさせられていることなど全く気にも止まらなかった。
軽く反りのついた、雁首を持つ人工の男性器が秘所にゆっくりと挿入されていく。膣壁の天井部分に存在する最も敏感な部位を男根の微妙な凹凸で刺激されて、官能が一段高いステップに到達する。
(あぁ…… そ……そこは……!)
機械の男性器は十数センチほど挿入されたところでしばらく動きを停止した。数秒間の、一度の挿入だけで息も絶え絶えになっていたホウオウレンジャーはそこでがっくりと力を抜き、生まれて味わった強烈な快楽を反芻する。ガラの前でコットポトロ達に身体を弄られていたあの時の、身を抉られるような焦らし責めとは全く違う、身体の芯に染み透るような深い満足感だった。
まだ膣内に入れられたままの男根を、粘膜が愛おしそうに挟み込み、吸いたてる。これから始まるであろう本格的な行為の続きを求めて性器官の興奮が収まらない。

「……っ!」
背後の機械群が大きく動き、それまで床に張り付くように伏せていたホウオウレンジャーの腰を2本のアームで抱え上げ、膝を立てて尻を後ろに突き出した姿勢にさせる。足の動かないホウオウレンジャーには抗うことができなかった。尻や性器を突き出し、足を広げて、男のペニスを後ろから受け入れる後背位の姿勢を取らされても、それが当然の流れのように感じて抵抗する気は起らなかった。
(あ……あぁぁ……っ!)
男性器を操作していたアームが動作を再開した。膣の奥深くまで挿し込まれていたペニスが、スーツごと粘膜壁をめくり返しながら引き抜かれていく。挿入の時と同じく、女性器に最大限の快感を与えるようにゆっくりと時間をかけて抜いてゆき、それにつれて膣の分泌した快楽液が漏れ出し、太腿を伝って床へ垂れていく。
ペニスの全体が抜け切る直前、雁首の膨らみを膣内に残したところで機械はまた挿入の方向へと動き始めた。たまらず背筋を反らせたホウオウレンジャーは額で床を叩き、背中付近の空間を掻き毟って快感の波にもがく様子を示す。
(はぁ……っ! すごい、凄いの……! 我慢できない……!)
ペニスの往復運動は加速度的に勢いを増し始めた。単に機械的な動きを繰り返すだけではなく、微妙に粘膜の刺激位置を変えながら、特に膣上部の感覚神経の密集した部分を重点的に擦り上げ、標的を極上の快感で悶えさせる。抜き差しに緩急を付け、時には抉るように膣内を大きく掻き回して、女を堕とすための技術を総動員してホウオウレンジャーを性的絶頂に追い込んでいった。

完全に、性行為と変わりのない快楽をホウオウレンジャーは味わっていた。つい先程まで発情性薬物がもたらす欲求不満に悶えながら、こうして欲しい、あれを感じさせてほしいと心から願っていたことをすべて機械のペニスに叶えられ、これ程の快楽がこの世にあったのかと、もうそんな事しか考えられない。
「んぅっ、んぅうぅっ! むぅううっ!」
この快い時間、この気持ちいい行為がずっと終わらないで欲しい、と、一体なぜ自分がここで犯されているかをすっかり忘れたように快楽を貪る。今、この瞬間の快楽以外のことは考えられなかった。粘膜とスーツの裏地の摩擦の感触、人工ペニスの圧刺激を求めて、遂には自分から腰を振り出すほどに夢中になっていた。

腰の奥を突き上げられるたび、意識に残った正常な思考を押しのけるようにして脳に熱感が溜め込まれていく。そしてそれが飽和状態に近付き、自分が何をされているのかも考えられなくなった頃。機械の百何十回目かの往復運動に合わせて、ホウオウレンジャーは全身を走り抜ける激感と共に背を弓なりに引き攣らせて、真っ白な絶頂の感覚の中に沈み込んでいった。

次へ
2015-05-24

番組の途中ですが(pixiv)

「飼鳥」がいいところですが、このタイミングでお知らせです。

前々から参加しようか迷っていたpixivについに登録しました。
http://pixiv.me/torikagoxxx
二次創作小説もpixivで発表する人が増えてきたので、交友範囲を広げる意味で始めました。もちろん、絵師さんの作品にもコメントしたりしたいと思います。

ひとまず投稿したのは、ピンチとフェチのバランスが一番取れていて文章もうまく書けたと思う「羽毛」です。全体に細かく手直ししてありますが別バージョンという程ではありません。
次の投稿作として考えているのは、加筆がなかなか進んでいない「渇水」です。早いところ完全版としてpixivに上げると決めてしまえば執筆も早く進むかと思いますので。

ちなみにAsk.fmも少しやりたくなって、4月に半月だけやりました。今は休止ということにしていますが、長文で答えたものもあるので読み物として残しておきます。
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