FC2ブログ
2015-01-03

飼鳥(3)

言い返す言葉の見つからないホウオウレンジャーに構わず、コットポトロ達が動きを再開した。
「あぅっ……! あ……ッ!」
身体の両側から、先程までと同じように指先をしならせて、胸や太腿を中心にねっとりとした触診が始まる。一度性的絶頂に近い感覚を経験してしまった身体はあまりにも脆かった。手錠足錠をひっきりなしにガチガチと鳴らし、手足よりはまだ自由に動かすことのできる腰を前後左右に振りたてて、4本の手がもたらす感触を快感から遠ざけようと懸命の努力を繰り返す。だが、そんなことでこの戦闘員達のテクニックから逃れることはできなかった。
「ぅ……っ、く……!」
(か、身体が…… 感じさせられてる……!)
拷問の執行者達はまるでリンの感じる部分を全て知り抜いているかのようだった。指先で身体をなぞられているだけで、薬でも塗られているかのように全身が性感で染め上げられていく。身体の表面が次第に敏感になり、自分のスカートが脚に擦れるだけでぞくりとするような感覚が走るまでになっていた。

「どうした、ご自慢のダイレンロッド、それに大輪剣は……」
自分の武器の名を聞いて、ホウオウレンジャーははっと一瞬我に返った。このまま単に耐え続けてもどうにもならない、一時的にでも大輪剣を手に取ることができるなら、手錠を壊すことができるかも……
そう思って、必死で手首から先に意識と気力を集中させ、自分の武器のイメージを心に描いた。
一瞬の瞑想の後、かっと手を開く。
「大輪剣!」
手のひらの中に剣の柄が触れる感覚が伝わり、すかさずそれを握りしめる。
(やった……!)
赤い柄の周囲を円形の刃が取り巻いた、一対の武器が両手に出現した。気力による回転機構を持つ、先に奪われた二本よりもずっと強力な切れ味の剣である。
少々手首を痛めたとしても、これを使って手錠の鎖を…… そう考えた瞬間、内腿に数本の指が添えられ、その指先がスーツの表面を擦りながら上方へ移動し、陰唇の柔らかい肉の裂け目、さらにその上端の小突起までを絶妙の力加減で緩やかになぞった。
「く……っ!」
下腹がきゅっと疼くような感覚から間をおかず、今度は胸の突起をぷつぷつと連続で弾くように指の列が両胸の先端を通過した。
「あっ……あぁぅ……ッ!」
背筋をよじるような切なさが身体に生じた。いま最も敏感になっている三つの部分を、コットポトロ達はここへきて露骨に弄り立ててきた。乳首も、陰核も、これまでの責めによって固くしこり、今のホウオウレンジャーのスーツでは外側からその存在を確認できるほどになってしまっていた。それぞれがクニクニと音を立てそうな調子で肉の突起を指の腹で転がされ、抓まれて、中に通った感覚神経に濃縮された快楽の信号が送られる。
「っあは……っ! ぅあぁあっ! は……ひぃいぃっ!」
ようやく戦う心を取り戻しかけていたホウオウレンジャーは、一瞬にして戦士から性調教の対象へと再び引きずり下ろされた。セックスの前戯のように身体を甘く乱暴に責められて、泣きそうな声を上げて切なさに悶えてしまう。絞り出すようにして両手に集めたはずの気力が、煙のように消えてなくなっていく。
(だ……駄目……! 耐えなきゃ……! 耐え……っ!)
すぐそこまで迫っていた脱出と反撃のチャンス。鉄の鎖など簡単に切断できる武器を手にしているというのに、手に全く力が入らない。お前の身体は戦うためのものではないと躾けをされているかのように、気力を振り絞ろうとするたび女の部分がグリグリと捏ね上げられて、快感と生理的欲求で思考や闘志が寸断されてしまう。
「ふううぅうぅっ! は……はぁっ! ダメ……! やめて……っ!」
無言で、ほとんど指先だけを動かしている2体のコットポトロとは対照的に、中央に挟まれたホウオウレンジャーは全身を波のようにくねらせ、立ったまま性行為を強いられているように身悶えていた。狭い拘束枠に繋がれた手足はその位置から動かすことができず、尻を突き出すように腰を振り立てる。脳が痺れて、自分の意思とは関係なく何度も背筋が反り返る。手にしたばかりの大輪剣のことも意識から消え、右手、左手と順番に掌を開いて武器を硬い床に落とした。

コットポトロ達が手を止めた途端に、ホウオウレンジャーは立つ力を失って、両の手錠に体重を預けてがっくりとぶら下がった。
落とした剣のことにもようやくそこで気付き、床に転がった最後の切り札を愕然としながら眺めていた。
「くく…… そうだ、次はダイレンロッドだ」
「……っ!」

それからホウオウレンジャーは再び、もう抜け出す手段のなくなった拘束架で拷問の続きを味わいながら、言われるがままに、自分のダイレンロッド、そしてそれを槍に変化させるためのアタッチメントを次々と床に落下させた。今現在の快楽の中で、武器を取ってもう一度反撃を試みることなど考えられなかった。もう何でもいい、早く終わりにして欲しい、この気の狂いそうな時間から解放されるなら自分の分の武器など差し出しても構わない、という一心だった。
ゴーマの責めはすでに、倒した獲物をじわじわと嬲り者にする段階へと進んでいた。両の胸を優しく揉み込まれ、陰唇の内側を指先で浅く掻き回されて、敏感になった素肌にスーツの裏地が擦れる感覚に絶えず煽り立てられながら、スーツに全身を愛撫される逃げ場のない快感に泣かされ続ける。
「まだあるはずよ。もう一度言う、武器を全て捨てろ」
「もう……ッ! もう無い! もうこの手を止めてぇっ!」
最も憎いはずの敵に許しを乞い、股間に暗い色の染みがついたスーツで腰を前後に振りたて、ホウオウレンジャーは快楽と恥辱の味を嫌というほど身体に教え込まれていた。どんな拷問でも耐えてみせると誓っていた数十分前の自分が同じ自分であるとは信じられなかった。
(き、気持ちいい……! 耐えられない…… 身体が破裂しそう……!)
乳房や子宮が欲求で熱く疼き、身体を内側から責め立ててくる。どんなに自分の使命や敵の卑劣さを思っても、スーツの上から揉まれ抓まれただけで身体をこんなにされてしまうという現実が否定できない。途切れなく延々と続く性の感覚は、どんな攻撃や苦痛よりもずっと効果的に戦士のプライドを突き崩していった。
「はぁあ……っ! はひ……っ! ゆる……し……!」
武装解除の命令には従ったというのに、4本の手はなおも敏感な個所を執拗に弄り回し続ける。一体どうしたら解放して貰えるのか。このままでは狂ってしまう。狂って死ぬまでこの手から逃れられない。
(ゆび……! 指がぁっ……! もう掻き回すの止めてぇ……っ!)
スーツで遮断することのできない指の往復運動が、短いスカートで隠された粘膜の谷に徐々に深く沈み込み始める。クチュクチュと音を立てて、内側から溢れ出した液体を掻き出すように指を曲げ伸ばししながら、柔らかな肉の襞をピンクの被膜越しに擦り立てる。
「もう……もうやめて……! ぅぁ……っ、そんな所っ! ……あ、あぁあ〜〜ッ!」
コットポトロの指技に悶え続けるピンク色の女戦士に、ガラがむしろ助け舟を出すように告げる。
「持っているでしょう、天宝来来の玉よ」
「は……! だ、出す……出すから……!」
敵に言われて初めて、これまで気伝獣を呼ぶために数える程しか使ってこなかった玉の存在を思い出し、透き通るピンク色の宝珠を右手の指から床へこぼす。そこでようやく、コットポトロ達はホウオウレンジャーを拷問から解放した。

「時間がかかったわね」
ちょうど足下へ転がってきた宝珠を拾い上げ、小箱の中に納めると、ガラは徐々に思考力を取り戻し始めたホウオウレンジャーに言った。
「はぁ…… はぁ……っ……! も、もうこれでいいでしょう…… 早く裁判を……」
天宝来来の玉になぜ気付かなかったのだろう、と、今度こそ武器を完全に失ったホウオウレンジャーは今更ながらに考えていた。その方が苦しむ時間が短かかった、という事ではない。大輪剣ではなく先に玉の力を使っていれば、あるいは縛られてすぐに取り出すことができていれば……
「まだよ。お前は信用できない」
相手の返答にホウオウレンジャーは耳を疑った。
「私に聞かれるまで玉のことを黙っていた。まだ隠しているはずだ」
ガラは意地悪く笑ってから、傍らのコットポトロに向き直る。
「穴という穴を調べろ」
「な……っ!」

口をきくこともできないホウオウレンジャーを尻目に、そのコットポトロは部屋の隅に向かい、台上に並べられた金属器具の一つを取り上げる。
「なに……何を……!?」
そして、その用途を知らない者にもどこか不穏な印象を与える大型の開膣器をカチャカチャと両手で弄びながらこちらへ戻ってきた。
湾曲した大きな銀色のヘラを開閉するその器具と、もう1体のコットポトロが持って現れた、男性器の形をした黒い張り型を見てホウオウレンジャーは恐怖に震え上がった。
「ガラ……! わ、私をどこまで……!」

次へ

コメント

管理者にだけメッセージを送る

奪取の仕方がエグくて良い

性拷問⇒武器を手に取れば終わる⇒出す⇒愛撫が強まり落とす⇒奪われる
という、何とも見事な流れに感服しました。
これは期待期待大期待です!☆

Re: 奪取の仕方がエグくて良い

ありがとうございます。こういうボディチェックの話は一度本格的に書こうと前から思っていました。おかげで先に書いた「鉄檻」と一部共通する内容ができてしまいましたが。

何をするんですか!?

穴という穴!?
一体どんな責めが展開されるんですか!?
楽しみ過ぎて、鼻血が…(wktk

Re: 何をするんですか!?

残念ながらこれは結局途中で阻止されたという結果ですね。裁判前に挿入まで済ませてしまったら調教の意味が薄くなりますし。
プロフィール

鳥籠

Author:鳥籠
管理人の名前も鳥籠。
2chエロパロ板のヒロピンスレでの活動を経て個人ブログを立ち上げました。

サイトの説明
目次

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ