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2009-03-29

鳳凰展翅(7)

「面白いオモチャが手に入ったようじゃな」
喘ぎ狂うホウオウレンジャーを横目に、突然現れた老人の声が口紅歌姫を驚かせた。
「ゴーマ元老院の者じゃ。ただのオモチャで終わらすのは少々勿体無いと思うてな」
続いて、ホウオウレンジャーの足元に謎の機械が出現した。金属台に据え付けられた透明な球形タンクの中で黒い霧が音を立てて渦巻いている。そして、タンクの表面に開いた穴から蛇腹式の肉色の管がゆっくりと延び出してきた。
「これは一体…?」
タンクから延びた管がくねくねと動き出す。触手にも似て生き物のように蠢くその筒状器官は先端がやや広がった形状をしており、まるで呼吸するかのように口部をわずかに拡張収縮させていた。管が囚われのホウオウレンジャーの方へ向かい、股間に狙いを定めた。
「気力を吸い取り、妖力に変えて蓄えるのじゃ」
ホウオウレンジャーにはその会話は途切れ途切れにしか聞こえていなかった。しかし、触手口に吸われ続け、今にも先端から精液を噴きこぼしそうな小突起に向けて迫ってくる生体筒が何を目的としているかは一目瞭然だった。管の先端が鈍い音を立てて変形し、ヒトデ型に花開いたかと思うと、内側から粘着質の透明なゼリーを溢れさせた。肉豆に吸い付いていた触手が外れ、その瞬間入れ替わりに管の粘着端が局部へ接吻するようにブチュゥと張り付いた。
ジュル、ジュジュルルルルウウゥッ!
「やはあああああぁっ!」
臍下に鬱積した熱い気力が、陰核を通り抜けて吸入器の中へ猛烈に吸い出された。生物学的にはそこに管など通っていないにもかかわらず、経絡がいわば架空の精輸管となって陰核先端を気力の放出口に変えた。溜まっていた気力が霧状の光となって突起から勢い良く噴出する。そして軽くもう2、3度。
感覚神経の密集した陰核を気力が通り抜ける感覚は射精に匹敵する快感だった。射出に合わせて、拘束された身体が海老反りでビクンビクンと跳ねる。ゼリーで股間に接着された吸入管が膨れ上がるほどに気力が充満し、やがてタンクの中へ吸入されていく。
もしも吸入管の内部を覗くことができたならば、放出された気力が、ホウオウレンジャーのスーツと同じ鮮やかなピンク色の霧光となって流れていくのが見えただろう。しかしそれらはすぐにタンク中でどす黒い色の妖力へと変換されてしまう。

「ほほっ、予想以上の勢いじゃな」
「か…ぁ…、はっ…」
生まれて初めて経験する射精の衝撃に、ホウオウレンジャーはマスクの下で声もなく喘ぐ。爽快と言えるほどの放出の快感と、その直後にやってきた底無しの脱力感に腰の骨が溶け出してしまいそうだ。
(い、今の… 私の気力が…!)
肉突起はゼリーに包まれて屹立したまま、次の射精を待ち焦がれて震えている。子宮にはまだ、何十回という分量の精が渦巻いているのである。気力吸引機は獲物の気力の全てを吸い出そうとするかのごとく唸り、吸入管の先端が脈動を開始する。
ジュウッ、グジュルルルッ、ジュルルウウゥ!
「駄目っ! 吸うなッ! もう吸うなあぁ! 出るぅああぁあぁッ!」
叫びながら、ホウオウレンジャーは身体全体を強張らせ、背骨の限界まで反り返って、自分の意思では止められない強制連続射精の開始を迎えた。
「ああぁあぁっ! うあぁ~~っ! とめっ、止めてぇっ! 吸わないでぇあァ~~ッ!!」
湿った粘音を響かせて吸引機が脈打つ。濃厚な気力が敏感な肉突起を通過していく感触が脊髄を駆け上がって、頭がガクン、ガクンと仰け反り返る。
接続部から溢れんばかりの霧光が吸入管を流れていく。止めたくても止められない。気力が奪われていく。反撃のためようやく手にした最後の力を精液に変えられ、敵の目の前で股間から吸い出されていく……
「は……ぁっ! あ、あぁおおぉっ! やめて! 出るぅうっ!!」
射精を司る神経に微弱電流を流し続けられているような、終わりのない絶頂感。吸入管に支配された局部が途切れなく精の放出を繰り返す。無慈悲な吸引機構は、蛇口の開きっぱなしになったホウオウレンジャーの身体から途切れなくエネルギーを搾り出していく。
「素晴らしい、素晴らしいわ!」
口紅歌姫は手を叩かんばかりにして狂喜する。
「この気力はゴーマ宮を浮遊させる動力源に使えそうじゃ。いくら集めても困らんのう」
「気力が尽きて死ぬまで搾り取ってあげましょう…」
気力をゴクゴクと吸い込む吸入管の動きが加速する。いくら出しても、いくらイッても気力の噴出は止まらない。子宮の中の気力が涸れるまで搾精は続き、ホウオウレンジャーは全身を駆けめぐる絶頂の快感に泣き叫んだ……

・・・・・・

どれくらい時間が経っただろうか、吸引装置の音が止まり、ホウオウレンジャーは文字通り精根尽き果てて拘束装置に抱えられていた。
動けない。目が霞み、息をするのがやっとの状態だった。気力を放出し尽くした腰から下は感覚さえ失われている。
(…お、終わった…?)
「まだ息があるわ、やってみましょう」
口紅歌姫の声の後に、下半身が衝撃とともに突き上げられた。触手が濡れそぼった膣の奥深くへ無造作に突き込まれ、先端から強烈な電撃が迸った。
「がっはああああぁ!」
体内深くで生じた火花がスカートを跳ね上げて噴き出し、沸騰した愛液から白煙がうっすらと立ち昇る。電撃による深刻なダメージを回復しようと、ホウオウレンジャーの意思とは関係なく気力が子宮へと流入した。麻痺していた性器が感覚を徐々に取り戻し、激痛が和らいでいく。
だが、流れ込み続ける気力は先程の一文字竜巻と同じ効果をもたらした。
「っあっ! うあぁあぁっ! 身体が! からだがああぁ!」
再び内側から気力によって灼かれる子宮。今度は子宮だけでは済まなかった。乳腺組織にも熱い気力が沸騰し、パンパンに膨れ上がった乳房の突端から、吸われるまでもなくスーツを通り抜けてピンク色の霧が吹き出し、空中に溶けた。吸引装置がそれを見逃すはずはなかった。
ジュゥ、ジュボッ!
「くひうぅっ!」
グジュブボッ!
「がはぁっ! うぅあっあ〜っ!」
上半身に二つ追加された粘着口が、両乳首をしゃぶり上げながら濃厚なピンクの霧を吸入した。

サムネイル

身体の三箇所から気力を吸い出される感覚にホウオウレンジャーは絶叫を繰り返した。精液と乳汁を同時に搾られている。もう自分の肉体が自分のものでないように、気力が勝手に身体を通り抜けて、噴き出していく。
「フフフ、これでもうお前はゴーマの発電機よ…」
「嬉しいじゃろう、この快楽が死ぬまで続くのじゃぞ」
「ひぃぃ、いっぎぃいい! やめて! お願いもうやめてえええぇ!」
悲鳴と笑い声が交錯する中、搾乳、搾精、強制回復が延々と繰り返される。もはや拷問ですらない処刑が始まった今、許しを乞う言葉さえも聞き入れられることはなかった。
悲鳴が単調になると、ホウオウレンジャーの苦痛を増すだけの目的で次々と新しい種類の触手や虫が使用された。気力をコントロールする力を失ったホウオウレンジャーは体の各所からピンクの霧光を噴き出し、粘液触手と妖虫が美味なエネルギーを求め争ってスーツ表面を吸った。

ゴーマの幹部や戦闘員が入れ替わり立ち替わり見物に訪れる目の前で、ホウオウレンジャーは許して、もう許してと叫びながら気力を搾り取られ続けた。もはや本人の戦う意思が失われても、少しでも正常な意識や生存意欲が残っている限り気力は無限に湧き出し続けるのだった。

・・・・・・

「ガラ様、ホウオウレンジャーの処刑、終了いたしました」
触手に支えられて力無く拘束装置にぶら下げられたホウオウレンジャーの身体は、もはや気力を吸われ尽くした搾り粕でしかなかった。

(完)

 本文中イラストはベルダン様より頂きました。ありがとうございます。

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まとめteみた.【贈り物SS(仮題)(7)】

「面白いオモチャが手に入ったようじゃな」喘ぎ狂うホウオウレンジャーを横目に、突然現れた老人の声がオモチャで終わらすのは少々勿体無いと思うてな」続いて、ホウオウレンジャーの足元に謎の機械が出現した。金属台形タンクの中で黒い霧が音を立てて渦巻いている。そし...

コメント

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No title

こんにちは烏龍さん! ベルダンです。

私なんかはスーツデザインのみでしか戦隊を評価できない外道者でありますが、作品背景の設定、世界観を熟知され、なおかつ素晴らしい文章力にて再構築されたダイレンジャーの裏世界を本当に堪能させていただきました!
スーツを絡めた拘束、陵辱、容赦なき敵、そして最後まで挫けないヒロイン。

どれをとっても申し分ありません。本当にありがとうございました!

No title

いえいえ、とんでもないです。
戦隊以外で書いた健全・エロパロ小説含めて自分史上最長の小説になりましたが、原作番組と、「挿絵」が良かった故の成功だと思います。この絵に中途半端な文章は付けられないな…と。

これからもいろいろ書いていきますので、お付き合いお願いします。

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2chエロパロ板のヒロピンスレでの活動を経て個人ブログを立ち上げました。

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