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2015-06-15

飼鳥(21)

「薬というのは…… これね?」
口紅歌姫はそういって、いつの間にか部屋の天井から鉄柵を通り抜けて傍らに降りてきていた例のホースを掴み、ぶよぶよとした質感の管をしごくように繰り返し握りしめてみせる。
「んんっ……!」
今さっき、仲間が来るまで必ず正気を保ち続けてみせると誓ったばかりのホウオウレンジャーだったが、麻薬の投与器を目の前にすると前回の記憶がフラッシュバックし、身体が震え出すような恐怖、そして強烈な酩酊感に襲われた。舌の上にまだ残って感じられるあの甘美な味を思い返すだけで、頭がぼうっとして気が遠くなりかけてしまう。

気付いた時には、すでにホースの先端がマスクの口へと張り付いていた。
「おぉおっ! んんー!」
脈動を始めたホースの感触を手に感じながら、口紅歌姫はホウオウレンジャーの顔を間近に見つめ、言う。
「見ていてあげるわ。お前がどんな風に堕ちていくか……。目の前でね……」
「ぐぅうっ!」
薬の投与から逃れようと上半身を捻ると、腰掛けるように深々と突き刺さっているディルドーによって自分で自分の膣奥を強く掻き回してしまう。すると、まるでそれが作動スイッチとなったかのように、下半身を支配する生殖装置が唸りをあげて動き出し、ディルドーに信号を送り始めた。
それまでのような機械全体による強引なピストン運動ではなく、人工のペニス本体がブルブルと細かく震動する刺激が開始された。
「うぅ……っ!」
一瞬でセックスに意識を持っていかれるのとは違う、下腹部をじんわりと温めるような種類の快感に戸惑いを覚える。すでに調教の進んだ身体が自分から腰を上下させたくなってしまうほど、意地悪く焦らすような誘惑に責め立てられる。
(い、一気には……堕とさないということ……ね……!)
目の前で笑みを浮かべる口紅歌姫に、何とかして反抗の意志を見せてやろうと相手を強く睨み付けた、丁度そのとき、ホースから送り込まれた媚薬が口内のペニス型投与器を通り抜け、口と喉へ甘い甘い薬液が流れ落ちてきた。
(あぁ……っ! こ、これ……は……!)
口腔粘膜から直接神経に浸み込んで来るような媚薬の強烈な麻酔作用がホウオウレンジャーの脳髄を蕩けさせる。局部に感じる、微妙な刺激と思っていたものが急に意識の前面に押し出されて、もうその刺激のことしか考えられなくなってゆく。子宮や卵巣を含めた生殖器全てが急速に発情期を迎え、バイブレーターの突き刺さった隙間から漏れ出すほどの汁気を垂れ流し始めた。
まるで口から飲んだ液体がそのまま身体を縦に通り抜けて股間から漏れ出していくような…… それでも、甘い蜜のような媚薬を飲み込むことをどうしても止められない。

「ほら」
脈動する肉のパイプを口紅歌姫がギュッと握りつぶすと、中の液体が急速に給餌器の中へ流れ込んできて、口内から溢れ出そうな勢いでペニス先端から噴出する。
「んごおぉおっ!!」
溢れ出す隙間もなく密着した口枷のおかげで、その液塊はすべて食道から胃へと流れ込み、ホウオウレンジャーは消化器全体を甘く染め上げるような媚薬の味わいに背筋を引き攣らせて全身で悦びの仕草を示す。抵抗のしようもなくそれを2度、3度と繰り返されるうち、いつしかスーツの外から見ても分かるほどに胃が液体で大きく張り詰めていた。
(く……苦しい……っ! で、でも……まだ……!)
内臓の苦痛のためか媚薬の恍惚感から一瞬だけ解放され、少しでもまともな思考を取り戻そうと頭を左右に振り、懸命に呼吸を整える。
「あらあら、結構たくさん入るのね」
金色のベルトを押し上げてぽっこりと膨らんだお腹の様子を見て、それに比べてスーツの白い胴衣に押しつぶされたままで存在を主張していない両胸を不満にでも思ったのか、口紅歌姫はホウオウレンジャーの身体に手を伸ばすと、白い生地の上にごくうっすらと浮き出ている乳首の突端を探り当て、指先で擂り潰すようにぐにぐにと揉みあげる。
「んっぐうぅうっ!!」
下半身への責めとは全く違った乱暴な快刺激に、身体がビクンと飛び跳ね、潮を吹くように愛液が股間から飛び出していく。
「ねぇ、お前は今さっき何て言ってたかしら。『許さない』って? 私をどんなふうに許さないって?」
「んんーっ!!」
左右の乳首をスーツ越しに捻じり上げられて、まるでそこから電流を流し込まれているかのような激感が走る。快楽の電流に貫かれるように身体を波打たせながら、口紅歌姫の台詞に反論するすべもなく悶え続ける。
「こんなに乳首尖らせて、恥ずかしい汁を垂らして、風の戦士、ホウオウレンジャーはこれから一体何をしてくれるのかしら!?」
「んぐうぅう~っ!!」
少し正気を取り戻すたびに身体の各所から特上の快感を送り込まれて、ホウオウレンジャーは自分の精神が快楽拷問によって直接破壊されていくのを感じる。しかしそれでも目の前には虹色の光の渦が飛び散り続け、怪人からの侮辱も侮辱と感じられないほど快楽と多幸感だけが全身の神経を支配して、抵抗する気力が一切湧いてこない。

口紅歌姫の指先は乳首とその周辺を緩急自在に弄り立てる。乳房の上にかかるようにスーツの左胸元に飾られている、五星戦隊の丸いエンブレムはこの責めにはいかにも邪魔そうだった。やがて口紅歌姫は、いいことを思いついたというように声の調子を変え、合金製のエンブレム・プレートの表面を指でなぞってみせる。
「ねぇ、これはもう要らないわよね?」
「……?」
スーツの胸に貼り付いているエンブレムを鷲掴みにして引っ張られてから、ホウオウレンジャーはようやくその言葉の意味に気付く。
(……っ! それはダイレンジャーの……!)
恐らくは仲間との通信のための発信・受信機の役割を務めているであろう装備品。そしてそれ以上に、五つ星とその色を円の中に配した、戦隊の一員である事を示すマーク。
「これはもう、お前には必要のない物よね……!?」
(だ……駄目…… だめぇ……!)
武器を奪われ、気力を使えなくされて、今までそれが破壊されず無事だったのがおかしいほどだった。
(それだけはやめて……! 私は絶対、ダイレンジャーに……!)
エンブレムの破壊が救出の可能性にどれほど影響を当たるのかは分からない。しかしそれよりも、調教が進むにつれて次第に薄れていく仲間達への思いが、それによって完全に断ち切られるのではないかという不安と恐怖で、ホウオウレンジャーは上半身をぶんぶんと振り立てて抵抗する。だが口紅歌姫にとっては何の障害にもならなかった。
纏足の時ブーツを脱がせるのに使った、ホウオウレンジャー自身から奪ったスターカッターの刃を、プレートと胸の接着箇所に押し当て、スッと引くと、刃には何の抵抗も残すことなくプレートは外れた。
「……ッ!!」
しかし、その瞬間ホウオウレンジャーは、心臓のごく近くに繋がった太い神経か血管が引きちぎられたような激痛を感じて、身体をぴんと硬直させ、続いて細かく痙攣させる。
(あ……ぁ……っ!)
切断箇所にはうっすらとピンク色の液体か霧のようなものが染み出したように見えたが、スーツの胸はすぐに白一色のつるりとした表面に戻った。エンブレムを失ったホウオウレンジャーは、抵抗の気力が一気に消えたように、徐々に媚薬の浸食に流されていく。

「傷口」を狙うように、守るもののなくなった左胸の先端を口紅歌姫が改めて抓り上げると、ホウオウレンジャーはひときわ大きく身体を仰け反らせ、マスクの中で何度も絶叫しながらビクンビクンと上半身を連続で痙攣させてから、やがて首を力無くうなだれた。それを見て、口紅歌姫は相手がようやく性の絶頂に達したことを確認し、媚薬の投与ホースを外す。
しかしそれでも下半身の機械からの快楽刺激によって完全に失神できずに弱々しく呻き声を上げ続けているホウオウレンジャーの様子に満足した表情を浮かべ、鳥籠から出て部屋の照明を消し、高らかに笑いながら遊戯室を後にした。

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コメント

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新展開は?

媚薬・バイブのパターン多いですね。
そろそろ新しい展開が欲しい!
また、口紅歌姫による執拗な言葉責めが、もっともっと欲しいです!

Re: 新展開は?

そうですね~、実はもう結構〆めに入ってる感じがあります。
言葉責めは後で少し足しますね。

こういうのはどうでしょう?

獣姦の後、一時的に纏足ブーツと包帯を外されて包帯で宙吊りにして手首を拘束し、さらにもう1本の包帯でM字開脚にして膝下を拘束して剥き出しになった纏足の足を怪人たちやコットポトロの大群にじろじろ見られるわ、嗅がれるわ、指でくすぐられたり手で握られるわ、口の中に含まれて舌で舐め回されてしまうとか、また張り型状口枷を外されて纏足ブーツに強力な媚薬入りの酒を飲まされてしまうのもあり得そうな気がします。
もちろん、怪人たちやコットポトロの大群に全身をくまなく愛撫されて最終的にはヤられた挙げ句、メディア魔術師に撮影されてしまいます(自分でもよくこんなエゲツナイ発想が思い浮かんで来たなぁ・・・)。

Re: こういうのはどうでしょう?

あり得そうかどうかはもういいんですが、纏足が本来そういう物というのは知識として知ってはいます。五感で味わうという。
が、ブーツを脱がせて生身の体を攻撃したり、マスクを外したりとこのサイトとしては完全にNGなことをすでにいくつもやっているので、纏足に関する要素はここらで打ち止めにしたいですね。

勝手に暴走しすぎて申し訳ありません。

メディア魔術師が獣姦の様子や最後の怪人たちやコットポトロの大群による陵辱の様子を張り切って撮影の後、ビデオレターでダイレンジャーの基地に送り付けてダイレンジャーの仲間たちや道士、虞翻じいちゃんを困惑させることで物語を締めくくる方向でお願いします。

Re:勝手に暴走しすぎて申し訳ありません。

ラストはやっぱりそんな感じですね。仲間が何をしてるかという様子もそろそろ書いておかないと駄目ですね
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Author:鳥籠
管理人の名前も鳥籠。
2chエロパロ板のヒロピンスレでの活動を経て個人ブログを立ち上げました。

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